Tweed Walk & Ride 2014 情報2

運営委員の石田原です。

先日、Tweed Walk & Ride 2014の特設HPを開設して以来、様々な準備を進めています。

http://www.oshitate.com/twr2014.htm
今回は、決められたコースを全員で走行するのではなく、スタンプラリー形式で、あらかじめ決められたポイントを回っていただきます。
参加者によって、ポイントを回る順番はばらばらです。
 
ポイントは、主にカフェ!
今のところ、トアロード、ハーバーランド、メリケンパークあたりのカフェはすでに決定しています。
そちらでスタンプをもらってください。
一応、それぞれのポイントへのコースは設定しますが、そこは景色の良い神戸、いろんなところに寄り道をして、新たな神戸を発見してください。

特に時間を争うものではありません。
せっかくのポイントのカフェのテラスでゆっくりコーヒーを飲んで、道行く人たちを眺めていただいても結構。
ぜひ神戸の街を楽しんでください。
ポイントとなるカフェの一部は、参加者に割引等の特典も用意されています。
そして、ゴールは元町6丁目商店街。
こちらでは、おなじみのCaterinaのランチをご用意しています。
また、スタンプラリーを完走された皆さんには、記念の特製ピンバッジも用意しています。

神戸朝日ビルのスタートから元町6丁目商店街のゴールまで、時間はたっぷりありますので、少し足を伸ばしてもいいですね。
また、元町6丁目商店街では、ちょうど、神戸クラフツアーケードが開催されています。
午後1時からは神戸松蔭女子学院大学ファッションハウジングデザイン学科のファッションショーも予定されています。
同大学の学生のデザイン、制作のドレスを学生がモデルになり、登場します。
ウォーキングやメークアップもプロの伝授を受けた本格的なショーです。

ところで、当日のノベルティーが決定しました。
サコッシュです。


サコッシュ(Sacoche)、フランス語で一般的には「かばん」のことですが、自転車の世界では独特のアイテムです。
ツールドフランスなどのロードレースにおいて、各選手は補給所でチームのサポートスタッフよりサコッシュに入った水、栄養補助食品やバナナなどすぐに吸収する食品を受け取り、必要なものだけジャージのポケットにしまいこんで、走りながら食べます。
必要でないものはこのサコッシュと一緒に捨てるのですが、そのサコッシュが観客にとっての素晴らしいノベルティーになるそうで、各チーム、デザインを凝らしたサコッシュを作っています。

海外では、英語の「ミュゼット」と呼ばれることが多いようですが、日本ではなぜかフランス語のサコッシュのほうが、一般的です。

今回のサコッシュはそんな使い捨て(笑)のものではなく、非常にしっかりとしたつくりで、もちろん、自転車だけでなく、普段にも大活躍しそうです
イラストにあるように、上の部分にハンドルもついているので、ツーウェイの使い方ができます。
ちなみに、ショルダーは十分に長いため、結び目を作ることによって長さを調節します。

色は、ナチュラル(生成り)とネイビーで、バーガンディーのロゴのシルクプリントがあしらってあります。

サイズも充分大きいので、当日、貴重品はこのサコッシュに詰め込んで走ることができます。

ぜひぜひ、ご参加をお待ちしています!

今後、完走記念のピンバッジのデザインもご紹介します。
これも格好いいですよ。

公式HPは
http://www.oshitate.com/twr2014.htm


Tweed Walk & RideのHPをアップしました。

運営委員の石田原です。

いよいよ明日は、英国にとって「運命の日」となりそうです。
そう、スコットランドの独立を問う住民投票が行われます。
ここにきて、英国の首相を始め、与野党問わず党首がスコットランド入りし、「独立反対」に票を投じるように盛んにアピールしています。
女王陛下も異例の声明を発表したりで、もしも、賛成が過半数を取ると、英国のみならず世界的にかなりの影響が出そうです。
11月にはスペインのバルセロナを中心とするカタルーニャ地方の独立の住民投票があります。
もっともこれは、スペイン政府が認めた投票ではありません。

今回のスコットランドは、英国政府が認めた住民投票ということで、結果は非常に重いもので、一発勝負、賛成が過半数を取ると文句なしに2016年に独立するそうです。
うーん、ちょっと心配ですね。

ところで、本日、Tweed Walk & Ride 2014の特設HPを開設しました。
すでに参加者の募集も始めていますので、ぜひご覧ください。
19日の自転車走行だけでなく、18日の青柳光則氏のトークイベントの参加者の募集もしています。

19日(日)は様々なイベントが開催されますので、自転車で神戸の街をいろいろ散策できそうで。
それぞれのイベントはまたゆっくりご紹介いたします。

Tweed Walk & Ride 2014 特設ページ  http://www.oshitate.com/twr2014.htm


 

大丸神戸店の店外催事

運営委員の石田原です。

今日は、大丸神戸店の店外催事があり、「神戸ブランメル倶楽部」として、出展してまいりました。
今回参加したのは、ビスポークシューズのスピーゴラ、革小物のスタジオキイチ、英国生地や雑貨のエージェントのFTIエンタープライズと私の石田洋服店です。

今回はメンズに特化した大丸初のイベントとして、ポートアイランドのポートピアホテルにて開催されました。
カジノやバーカウンターも設営され、お客様の滞在時間の長い、催事でした。

ホテルのフカフカのカーペットで一日立ちっぱなしは結構疲れます(笑)

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紳士のフォーマルウエアのプレゼンテーションに、
私が非常勤講師を務める神戸松蔭女子学院大学のファッション・ハウジングデザイン学科の学生の自作のウェディングドレスと学生モデルもお手伝いさせていただきました。

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さてさて、10月19日のTweed Walk & Ride 2014のポスターも間もなく完成します。
特設のHPも作り、ご案内しますので、何卒よろしくお願いいたします。


 

Tweed Walk & Ride 2014 10月18日(土)講演会募集開始!

運営委員の石田原です。

長らくご無沙汰しておりました。
2014年の秋冬物のシーズンも始まり、バタバタしています。

その中で、Tweed Walk & Ride 2014の企画も着々と進めています。
ほぼ、大筋は決まったのですが、付随する様々なイベントの最終決定は間もなくですので、その段階で大々的にお知らせしたいと思います。

開催日は、10月18日(土)と19日(日)となります。
19日(日)は例のごとく、旧居留地を舞台に、今回も自転車走行をしたいと思います。
ただ、従来のように決められたコースを皆さん一緒に走るのではなく、今回はスタンプラリー形式で神戸市内のチェックポイントを回っていただく予定です。
コースは、数種類あり、当日の受付にてお知らせ、グループごと、またお一人でも楽しく巡行していただけます。
タイムを競うものではないので、寄り道をしてゆっくりお越しください。
ゴールは、元町6丁目商店街。そちらでランチを食べながら、神戸クラフツアーケード、神戸松蔭女子学院大学のファッションショーをご覧いただいたり、Men's EXのスナップ撮影会等に参加していただいたり、色々楽しめます。
また、メイン会場の神戸朝日ビルでは海外の有名メーカーの自転車の展示や試乗会も開催。
Tweed Walk & Rideに参加されない方も、ご覧いただけます。

それから、
10月18日(土)は六甲アイランドの神戸ファッション美術館にて講演会を行います。
今回は、いよいよ明日!復刊第2号が発売される「男子専科」の編集の青柳光則氏をお招きします。
詳細は下記の通りです。

日時:  10月18日(土) 午後2時〜午後3時30分 (午後1時30分開場)
場所:  神戸ファッション美術館 3階セミナー室 (六甲アイランド)
出演:  青柳光則氏 (有限会社ハミッシュ代表取締役、「男子専科」クリエイティブ&ファッションディレクター)



司会進行:百々徹(神戸ブランメル倶楽部運営委員)
内容:  「英国・気分」
参加定員:80名 (お申込み先着順)
入場料: 無料

お申し込みはinfo@oshitate.com
タイトルを「講演会参加希望」にしていただき、本文にてお名前、参加人数、ご連絡先電話番号をお知らせください。

明日発売の男子専科復刊第2号、テーマは「英国・気分」です。
http://www.amazon.co.jp/%E7%94%B7%E5%AD%90%E5%B0%82%E7%A7%91-Vol-2-2014%E5%B9%B4-10%E6%9C%88%E5%8F%B7-%E9%9B%91%E8%AA%8C/dp/B00MH409IU/ref=sr_1_1?s=books&ie=UTF8&qid=1409664711&sr=1-1&keywords=%E7%94%B7%E5%AD%90%E5%B0%82%E7%A7%91
この本のために英国に取材に行かれた青柳氏に最新の英国情報や裏話をお話いただきます。

そして、青柳さんにはそのまま神戸にとどまっていただき、翌日は元町6丁目商店街でMen's EXの「お洒落道場外伝」のスナップ撮影会を開催していただきます。
今回のテーマは「モダンブリティッシュ」、こちらもふるってご参加ください。

それでは、今後のお知らせをお楽しみに!

London & Edinburgh 7

運営委員の石田原です。

エディンバラの一番の名所は、エディンバラ城です。
エディンバラ城はキャッスルロックという岩山に14世紀に建てられた要塞で、長らく軍事活動の中心地でした。
かつての女王メアリー1世がジェームズ6世(のちのイングランド王ジェームズ1世)を生んだ居室や、スコットランド王室の三種の神器や運命の石などもあり、見どころが多くあります。

そこで発見した記念メダルの刻印機。
なんと、50ペンス硬貨と1ペニー硬貨を入れると、入れた1ペニー硬貨そのものを鋳つぶして、記念の刻印が入ったメダルに加工されて出てきます。
要するに50ペンスが加工料、1ペニーがメダルの原材料です。
(「ペニー」の複数形が「ペンス」です。)

この機械、アメリカにもあるそうですが、ちょっと衝撃的でしたね。
だって、日本ではお金を加工するなんて、完全に違法行為ですよね。
調べてみると、日本には「貨幣損傷等取締法」という法律があって、貨幣を鋳つぶしたり、損傷させることは禁じられています。
少し前にマジシャンのミスターマリックが穴の開いた500円玉を使って問題になりましたね。
(まあ、改造することが違法であって、使うことに問題はないようですが。)


左が1ペンス硬貨、右が刻印機から出てきた「加工」された硬貨。
元のデザインがかすかに残っていますが、「Edinburgh Castle」のメダルが出来上がりました。


裏面は刻印がないので、単に女王陛下が横長に引き延ばされています。
(ちなみに、左右のコインの女王の肖像は、違うものです。右の方が新しい年代のコインです。)


これがその刻印機。
暗くてわかりにくいのですが、上から入れた1ペニーが真ん中のスロープを転がって、
その下の歯車によって鋳つぶされ、刻印されます。

実はその刻印機、非常に「プリミティブ」な機械で、自分で機械の外についているハンドルを回すと、中の歯車が動いて、鋳つぶして刻印をしてくれるのですが、ハンドルを操作しながら、ちょっと罪の意識を感じました。
やはり、我々には「お金を粗末にする」感があるのですが、日本人は神社に行けば、お金を平気で投げるのに、海外ではトレビの泉以外でお金を投げることはないですね。
うーん、不思議です。

ところで、スコットランドの独立を問う住民投票は9月18日、あと一か月を切りました。
ここにきて、日本でもかなり新聞などでも取り上げられるようになりました。
実際、この住民投票は一発勝負、もし、独立賛成が過半数を上回ると、2016年に本当に独立をするそうで、そうなると世界の情勢も非常に不安定になる可能性があるからです。

英国のウェールズや北アイルランドのみならず、バスク地方など独立運動のある地域で、その機運が一気に高まるかもしれません。

昨年末あたりまでは、独立反対派が賛成派を大きく上回っていたので、英国政府も安心していたのですが、ここにきて賛成派が急伸、最近の世論調査では反対が46%、賛成が42%と肉薄しています。
英国政府も賛成派が過半数を取る想定は基本的にしていないようなので、もしものことがあると政治、経済での混乱は避けられません。

最近、英国政府は独立したら英国ポンドは使わせない、みたいな「ブラフ」をかけています。
現実的には「ブラフ」ではなく、実際、国民の税金で運営している英国銀行を他国のために機能させるわけにはいかないわけで、その意味において、賛成派への大きなけん制になっているようです。

英国全体のGDPのなかでスコットランドの占める割合はたった8%、人口も500万人なのですが、この投票結果がもたらす影響は世界的にもかなり大きいと思います。

各界のスコットランド出身の有名人も態度の表明を始めており、賛成派の急先鋒はショーン・コネリー、反対派はミック・ジャガー、デビット・ボウイ、スティング、ホーキング博士など、いずれにせよ、国を二分する住民投票は将来に禍根を残しそうですね。

 

London & Edinburgh 6

運営委員の石田原です。

相変わらず、不安定な天気が続いていますが、お変わりありませんでしょうか。

さてさて、ロンドンを後にしてエディンバラに参りました。
エディンバラ行きの鉄道、East Coastの一等車はなかなか快適でした。
英国の鉄道は、一等車を事前に予約をすると当日券の普通車より安いぐらいですので、日本で予約をしていきました。

スーツケースは荷物車両に預けることもできますし、暖かい食事のサービスや飲み物も自由に頼むことができるので、4時間の旅も苦になりませんでした。
日本の新幹線も外国人旅行者のためのサービスも考えたほうがいいと思います。

エディンバラはスコットランドの首都で、人口は約50万人のこじんまりした街です。
ただ、観光客の数はは英国内ではロンドンに次いで二番目だそうです。



大まかに旧市街と新市街に分かれた(新市街といっても17世紀に開発されていますが)非常に風光明媚な街で、街自体が世界遺産に登録されています。

今回、エディンバラに行った目的は、「The Royal Edinburgh Military Tattoo」です。
この「ミリタリータトゥ」というのは、毎年8月にスコットランドに駐留する英国陸軍の連隊の軍楽隊が一堂に集い、エディンバラ城にて演奏を行うショーです。

http://www.edintattoo.co.uk/
 
Tattooとは、例の入れ墨のタトゥではなく、軍隊用語で「帰営ラッパ」という意味らしいです。
もともとスコットランド兵は勇敢で強いということで、ヨーロッパ内の戦争には多く傭兵として参加をしていたぐらいで、いまでも多くの連隊があります。

そもそもタータンで一番有名な「ブラックウォッチ」はロイヤルスコットランド連隊のユニフォームですね。

このミリタリータトゥ、大変な人気でなかなかチケットが取れないのですが、奇跡的に正面のかなりいい席が取れました。

ショーの開始は午後10時半、当日は朝からかなりの吹き降りで、会場では一切傘をさすことはできないということで、ずぶ濡れは覚悟をしていたのですが、幸い、直前に雨がやみ天気も回復してきました。

一回のショーで5000人以上の入場者、席につくだけでも大変です。



ショーが始まる前。バックはエディンバラ城。



今回は、スコットランドの軍楽隊以外にも、シンガポール、マルタ、南アフリカ、ニュージーランド、タスマニアなどの警察や軍隊の音楽隊も参加していました。
また、今年は、英国の海兵隊の350周年ということで、特別のショーもありました。

イベントの最高潮は、軍楽隊のパイプバンド(バグパイプとドラム)全員による「Scotland the brave(勇敢なるスコットランド)」の演奏。
花火とエディンバラ城のプロジェクトマッピングもあり、すごく盛り上がりました。





下の映像は昨年のミリタリータトゥの模様です。



そうそう、バグパイプは楽器ではなく「武器」と呼ばれています。

戦闘の際には、パイパー(バグパイプ奏者)が先頭に立ち兵隊を鼓舞し、その圧倒的な迫力で敵の戦意を喪失させたそうで、優れたパイパーのいる軍隊は強いといわれたのです。

それほど、スコットランドの軍隊にとってバグパイプは重要な「武器」でした。

「戦場のアリア」という映画をご存じでしょうか。
第一次世界大戦の際に、クリスマスの夜に戦場の最前線で行われた奇跡的な休戦のお話ですが、そこでもバグパイプが大きな役割を果たしています。

この映画はまた改めてご紹介したいと思います。

London & Edinburgh 5

運営委員の石田原です。

エディンバラに行くまえに、ロンドン事情でお伝えし忘れたことがあります。

ロンドンでは、パリ同様、地域全体のオンラインによるレンタサイクルのシステム、いわゆる「コミュニティーサイクル」が稼働していました。





2010年にロンドンオリンピックにおける渋滞緩和のために、当時のロンドン市長だったボリス・ジョンソンが推進したため、「ボリスバイク」と呼ばれているそうです。
正式名称は、「バークレイズ・サイクル・ハイヤー」で英国の大手金融機関のバークレイズ銀行がスポンサーになっています。
現在、7000台程度の自転車が400近くのステーションに設置されています。
私は利用しなかったのですが、多分、パリのベリブ同様、最初にオンライン決済の登録をしておけば、あとは乗り捨て自由で利用できるはずです。
どうも、常にダイナモが発電しているようで、常時、前後のLEDのライトが点滅していました。

バークレイズ銀行のコーポレートアイデンティティーであるブルーを基調としており、自転車にはすべてBarclaysのロゴが。
これは、「走る広告塔」として、すごく効果的ですよね。

ただ、ロンドンの道に不案内な旅行者が利用するため、むしろ渋滞を深刻化していると言う噂もあります。(笑)

◇   ◇   ◇

ところで、今回はロンドンからエディンバラへの移動は、鉄道を利用しました。
英国の鉄道は、元々多数あった私鉄が4大私鉄に集約され、その後、国有化されてBritish Railになりました。
そして、1993年、ふたたび民営化され、路線によって、20社以上の鉄道会社が運営しています。
(いわゆる上下分離というやつですね。鉄道の運行と線路などの維持管理は別になっているようです。)

多分、元々の私鉄の駅がそのまま発達したため、ロンドンにはあんなに多くの鉄道の駅があるのでしょうね。

エディンバラ行のEast Coastという鉄道会社が運営する特急は、ロンドン北部のキングスクロス駅から出ています。
私は全くの不勉強で詳しくないのですが、例の「ハリーポッター」の主人公が魔法学校?に入学するためにスコットランド行の列車に乗るのがこのキングスクロス駅の9³/₄番プラットフォーム。

もちろん、架空のプラットフォームですが、そこは民営化され商売が透けて見える鉄道会社。
ハリーポッター目当てにやってくる観光客用に、ちゃんと撮影ポイントを作っていました。



9³/₄番プラットフォームに入られるとされる壁には、荷物用のカートと鳥かごが半分埋まっており、自由に写真を撮ることができます。
(長蛇の列だったのであきらめました。写真は知らない外国人です(笑))
自由に写真が撮られると言いながら、係員が備え付けのマフラーをひらひらさせてくれて、別の係員が写真を撮ってくれます。

隣のハリーポッターのグッズの売店では、日本の観光地の写真の絵皿のように、その写真を高値で販売しています。

大阪のUSJといい、ハリーポッターの人気はすごいですね。

さて今度こそ、エディンバラに行きます。
 

London & Edinburgh 4

運営委員の石田原です。

一昨日の台風はいかがでしたしょうか。
当店も一時的に「孤島」となりましたが、幸い大事には至りませんでした。

さて、先日はロンドンのRegent StreetのSuperdry 極度乾燥(しなさい)をご紹介しましたが、ロンドンで買ったアンダーウェアが良かったので、同店のウェブショップで追加の購入しようとしたのですが、やはり、日本向けには一切発送してくれないようです。
UKのAmazonでも同じ、うーん、これは当分、日本での展開は実現しそうにないですね。

さて、Regent Streetに並行するご存じSavlile Row、かつてに比べて比較的活気が出てきました。
(そういえば、ジュール・ヴェルヌの「八十日間世界一周」主人公、フィリアス・フォッグ氏もSavile Rowの7番地に居を構えている設定でしたね。)

一時は数えるほどのテーラーになってしまいました。
先日お話した例の「靴はチャーチでしょ!」と素晴らしいアドバイスをくれたテーラーの社長と、1番地から順番に(もちろん、今も1番地はGieves & Hawksです。)店名を思い出していったのですが、結局、10数軒だった覚えがあります。

現在は、Alexander MacqueenやLanvinなど、テーラー以外のお店を増えてきました。
また、Kilgour (かつてのKilgour French Stanbury)やHuntsmanもテーラーというより、クールなブティックといった様相、昔ながらのテーラー然としたお店は、Henry Poole, Dege & Skinner(かつてのDege & Sons), Richard Anderson, Norton & Sonsぐらいになってしまいました。

時代とともに変貌していくSavile Rowの今後の変遷が楽しみです。

また、Savile Rowと並行するOld & New Bond streetも相変わらず、店の出入りが激しいながら、活況を呈し、そこからさらに西のDover Streetも例のComme des GarçonがプロデュースするDover Street Marketをはじめとする、セレクトショップが台頭してきています。

ところで、街をうろつくだけでなく、何か「イベント」を持ちたくて、行ってまいりました、高いところに。
The Shardという、西ヨーロッパで一番高い建物です。
東京のスカイツリーや大阪のハルカスにも上ったことのない人間が、僭越にもロンドンのskyscraperに。
まさに「おのぼりさん」です(笑)


右側の円錐形の建物がThe Shard。
画像はThe Shard展望台のHPより。http://www.theviewfromtheshard.com/en/


設計は関西国際空港と同じレンツォ・ピアノ氏です。

ロンドンは平たんな街で、いままで、パリやローマのような高いところから街を俯瞰できる術がなかったのです。
ロンドンの街を上から見下ろせるのはメリーポピンズだけだと思っていました。
(ヒースロー空港着陸寸前にテームズ川の南側をかすめていくので、運が良ければ一瞬眺めることができますが。)

いやはや、ロンドンの街は、上から見るとなかなか良く理解できます。


The Shardの北西側
ロンドンアイ、ビッグベン、バッキンガム宮殿、セントジェームズパーク、グリーンパーク、ハイドパークが見えます。


The Shardの真北。
世界の金融の中心、シティーです。


The Shardの西側
手前に巡洋艦 HMS Belfast号(現在は係留され、戦争博物館の一部)、ロンドン塔、タワーブリッジ、はるか向こうに第二のシティーとして再開発されたドックランズがみえます。

さてさて、次回は、旅行の最大の目的であるエディンバラに行きます。

London & Edinburgh 3

運営委員の石田原です。

先ほど、台風11号は兵庫県の赤穂市付近に再上陸。
当店も暴風圏内に入り、かなりひどい状況です。
多分、間もなく本州と六甲アイランドを結ぶ六甲ライナーも運行休止になると思われ、まさに「孤島」になってしまいます(笑)

今回はJermyn Streetに続いて、Regent Streetです。

祝! Regent Streetに英国ブランドが戻りつつあります。
かつて、Regent Streetといえば、英国の名だたるブランドが軒を連ねていました。
バーバリー、アクアスキュータム、オースティンリード、スコッチハウスなどなど、そして、Oxford Circus寄りには、もちろんデパートのリバティーズが。
ロンドン旅行のショッピングはこことBond streetで十分、事足りました。
 
その後、Piccadilly Circus寄りに、リチャード・ブランソン率いるヴァージングループの巨大なヴァージンメガストアができました。
ある意味、サッチャー首相のサッチャリズムの成果とでも言えましょうか。

それらの大きなお店の間には、英国の服地を小売するお店がたくさんありましたが、まず、それが少しずつ撤退、大手のブランドも徐々に撤退、CDの需要が減退するとヴァージンも撤退。
気が付くと、一時は海外のブランドショップばかりになってしまいました。
Apple Storeやフェラーリ、ユニクロ、無印、etc...

今回久しぶりに歩いてみると、Barbourの大きなショップが開店、隣には、レインシューズのHunterが開店準備中、そして、驚いたのが、現在、飛ぶ鳥を落とす勢いのアパレルブランド「Superdry 極度乾燥(しなさい)」の巨大なフラッグシップショップがオープンしたではないですか!


2004年にCovent Gardenに一号店をオープン、当時は、「英国のユニクロ」と言われ、かなり安価な商品展開でした。
デザイナーが日本に旅行をした際に、ビールのSuperdry にインスパイアされ(笑)、このブランド名になったとのこと。
「Superdry 極度乾燥(しなさい)」とは、我々日本人にとっては全く意味不明。
ただ、意味なんてどうでもよく、漢字やひらがなのもつデザイン性が、英国の人々にはエキゾチックな雰囲気をそそるらしく、好調に売り上げを伸ばし、2010年には英国株式市場に上場を果たしています。

(上の写真は、「Superdry 極度乾燥(しなさい)」のHPより。)http://www.superdry.com/

そう言えば、最近、漢字のタトゥーをした欧米人がやたらいっぱいいますよね。
(ミラノあたりでも、街角で半紙に墨でイタリア人の名前を漢字の当て字で書いてあげるだけで充分商売が成り立ちます。)

以前にTVのインタビューで「台所」とタトゥーをした若者が自慢げに見せびらかし、日本人のインタビュアーに英語で何ていう意味かと訪ねていましたが、そのインタビュアーもさすがに「キッチン」とは言えずに困っていましたね。

また、他のインタビューでも、「浪人」とタトゥーをした若者が、「どうだ、日本のサムライだぜ!」と自慢しているのを、言わなくてもいいのに、インタビュアーが「大学受験に失敗した高校生」と付け加えてために、彼はひどく落ち込んでいました。
 
要するに、日本人が格好いいと思って着ている訳のわからない英語のTシャツと同じですね。

閑話休題、
ただ、今回、久しぶりに商品を見てびっくりしたのですが、とにかく、品質的はかなり向上しており、それに伴い、価格もユニクロよりはるかに高くなっています。

これは、ファッションビジネス論のセオリーから考えると、一旦、下がった品質や価格を同じ市場で高めていくことはほぼ不可能なこと、と言われていますが、このSuperdry に関しては、それを成し遂げようとしています。

私もなるほどと思ったのですが、同じ市場においても売り場の立地を変えることにより、ブランドイメージも変えることができるということです。

元々のCovent Garden(元中央市場の跡地で、数十年前の再開発により、新興ブランドが多く出店した。)から、もともと英国ブランド老舗が軒を並べるRegent Streetにフルコレクションを見せることができる巨大なショップを作ることで、消費者のブランドイメージも大きく改善したのではないでしょうか。

一時の意味不明の日本語も少なくなり、商品そのもののデザイン性もかなりアップしており、今後の動きが楽しみです。

ところで、このブランド、すでに、韓国、台湾、中国、香港では多店舗展開していますが、日本での展開は、多分不可能だと思います。
さすがにアサヒのSuperdryの商標を侵害することになりますから。

かつて、缶コーヒーのBossがノベルティーで「Bossジャン」を作った際に、Hugo Bossから商標の侵害でクレームが付いたことがありましたが、アサヒビールはそのような展開を想定して、アパレルのカテゴリーの商標も取得しているはずです。

品質や商品そのもののデザインが良いだけに残念ですね。



次回はMayfairのほかの地域の情報です。
 

London & Edinburgh 2

運営委員の石田原です。

一昨日は、ちょっとした知り合いの先祖であるボー・ブランメルの銅像の写真を掲載しましたが、
銅像の下の銘板のにはこのように記されています。
"To be truly elegant one should not be noticed"
「真のエレガンスとは人に気づかれないことである」みたいな意味合いでしょうか。
ボー・ブランメルの逸話にはこの手の会話がしょっちゅう出てきますね。
一番下の文章には、
「2002年11月5日にHRH (His Royal Highness) Prince Michael of Kentによって除幕された」とのこと。
ケント公のプリンスマイケルはエリザベス2世の従兄で、例のお洒落で有名な方ですよね。



ところで、このジャーミンストリート、Daksの創業者がSimpson Piccadillyという、メンズファッションの巨大なセレクトショップを開いている頃は、この通りのランドマーク的な存在でしたが、そこが本屋に変わったあたりから、
ロンドンの過去の遺物のようにさびれた感が漂っている頃がありました。
ただ、現在、とにかく靴屋さんが多く進出し、また一時の華やかさが戻ってきた感じです。
もともと、Foster & Son(現在、Henry Maxwellも傘下に収めています)、Tricker's, New & Lingwoodぐらいしかなかったと記憶していますが、
その後、Crockett & Jones(2店舗), Church, John Lobb(Paris), Edward Green, Barkerも開店し、ちょうど、8月にCheanyが開店準備を進めていました。
ここからつながるPiccadilly ArcadeにはJeffrey WestやBarkerの別店舗などもあるし、ジャーミンストリートにはJones BootmakerやRussel & Bromleyなどのセレクトショップも数件あるので、多分シャツ屋を靴屋が凌駕している感があります。
そして、ジャーミンストリートのPiccadillyよりの東端はSt.James Marketという名の大規模な再開発が行われていますが、個人的にはあまり近代的な商業施設は作ってほしくないですよね。

20年近く前、Savile Rowのあるテーラーと一緒に仕事をしていた時期があったのですが、
彼が社長を務めるお店で打ち合わせをした後、たまたま時間があいたので、
「靴を買いたいんだけど、どこか紹介してよ。」と聞いたところ、
おうむ返しに「靴はChurchでしょ。」と、その社長。
「いやいや、Churchなんて誰でもはいてるでしょ。もっとどこか穴場的な靴屋さんを紹介して!」と食い下がったところ、
ちょっと待っていてくれ、と言ってほかのスタッフのもとに相談に行きました。
これはちょっと日本に帰って自慢できそうな靴屋に行けそうだ、と期待に胸を膨らませていたのですが、
10分ぐらいして、その社長が再び私のもとにきて、一言、
「みんなに聞いたけど、やっぱりChurchかなあ。」
「えっ!」

当時、Savile RowのすぐそばのBurlington ArcadeにあったEdward Greenの方がChurchよりはるかに近いのに、
まったく眼中にないのですね。

多分、毎日毎日靴を履く英国人にとって、グリーンやクレバリーやフォスターなんかは、別世界の靴だったのですね。
前述のような、Jermyn Streetの状況は、英国でもちょっとした靴ブームなのかもしれません。

それでは、次回は、Regent StreetやSavile RowなどMayfairの現状をご報告します。
 


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